StrPBrk 終端のNULL文字を含まずに、文字列から文字を検索

Cの宣言:

LPTSTR StrPBrk(
	LPCTSTR s1,
	LPCTSTR s2);

説明:

s1中に、s2に含まれる文字のいずれかが存在するかどうかを検索し、最初に見つかった文字へのポインタを返す。

検索にNULL文字は含まれない。

引数の意味は以下の通り。
s1 検索先文字列。
s2 検索のキーとなる文字を含む文字列。

関数の実行に成功した場合、見つかったs1中の文字へのポインタが返される。失敗した場合、NULLが返される。

Cのサンプル:

StrPBrkを使用して、"abcdef"の中に'c'、'x'、'y'、'z'のいずれかの文字が含まれるかどうか調べ、結果を表示する。
void TestStrPBrk(void)
{
	char *s1 = "abcdef";
	char *s2 = "cxyz";
	char *cp;

	cp = StrPBrk(s1, s2);

	if(cp == NULL) printf("'%s'に'%s'のいずれの文字も含まれない.\n", s1, s2);
	else printf("'%s'の%d文字目は'%s'の中のいずれかの文字である。\n", s1, cp - s1 + 1, s2);
}

(original text:1999/06/09 更新)

本ドキュメントの内容は保証しません。本ドキュメントによって生じた結果について、一切の責任を負いません。