Arc 楕円の描画

VBの宣言:

Declare Function Arc Lib "gdi32" ( _
    ByVal hDC As Long, _
    ByVal LeftRect As Long, _
    ByVal TopRect As Long, _
    ByVal RightRect As Long, _
    ByVal BottomRect As Long, _
    ByVal XStartArc As Long, _
    ByVal YStartArc As Long, _
    ByVal XEndArc As Long, _
    ByVal YEndArc As Long) As Long

説明:

hDCで指定されたデバイスコンテキストに楕円形の孤を描画する。

VBのCircleメソッドに相当する。

描画される楕円は、各引数で指定した長方形に内接する楕円となる。この境界長方形は、左上隅の座標が(LeftRect, TopRect)、右下隅の座標が(RightRect, BottomRect)となる。 描画の始点および終点は、それぞれ(XStartArc, YStartArc)および(XEndArc, YEndArc)の二つの座標で指定される。始点は、楕円の中点および(XStartArc, YStartArc)を通る直線と、楕円との交点となる。終点は、楕円の中点および(XEndArc, YEndArc)を通る直線と、楕円との交点となる。描画方向は、デフォルトでは反時計回りとなる。NT の場合、SetArcDirectionによって描画方向を指定することができる。

95の場合、LeftRectとTopRectの合計が32767を越えてはいけない。同様に、RightRectとBottomRectの合計が32767を越えてはいけない。

戻り値は、関数の実行に成功したか否かを表す真偽値である。

VBのサンプル:

下記サンプルでは、Picture1というピクチャボックスに、楕円形の弧を描画する。描画される楕円は、長径200ピクセルの横:縦=2:1で、上部4/1が欠けている弧である。
Private Sub Command1_Click()
	Arc Picture1.hDC, 0, 0, 200, 100, 0, 0, 200, 0
End Sub
(original text:1999/02/22 更新)

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